はじめに
C#言語では、複数のデータをまとめて管理するために配列というデータ構造を使用します
配列は非常に便利で多くの場面で活用されるため、基本的な使い方をしっかりと理解しておくことは重要です
この記事では、C#の配列の基礎知識と、配列の作成、要素へのアクセス、操作方法などを詳しく解説します
配列の概要と作成方法
配列は、同じ型の要素を一連のメモリ領域に格納するデータ構造です
以下のように配列を作成することができます
上記の例では、int
型の要素を格納するための配列 numbers
を作成しています
要素数は5で、初期値はデフォルト値である0
で初期化されます
配列の要素へのアクセス
配列の要素にはインデックスを使用してアクセスすることができます
配列のインデックスは0から始まるため、最初の要素には0
を指定します
上記の例では、numbers
配列の最初の要素に10
を代入し、その値を取得しています
コンソールには10
が出力されます
配列の操作方法
配列にはさまざまな操作方法があります
以下にいくつかの例を示します
・配列の長さを取得するには、Length
プロパティを使用します
・配列の要素を走査するには、ループ処理を使用します
配列の応用
・配列の検索
・多次元配列
配列は一次元だけでなく、複数の次元を持つこともできます
以下は2次元配列の例です
上記のコードでは、3×3の2次元配列 matrix
を作成し、要素へのアクセスや代入、取得を行っています。matrix[1, 1]
の要素を取得し、コンソールに表示しています
さらに、2次元配列の全要素を表示するために、2つのループを使用して配列を走査しています
内側のループでは列を、外側のループでは行を処理し、要素をスペース区切りで表示しています
2次元配列は行と列の2つのインデックスを使用して要素にアクセスすることができます
matrix[row, col]
のようにインデックスを指定して要素を取得や代入することができます
このサンプルコードを実行すると、2次元配列の要素へのアクセスや表示が行われるため、2次元配列の基本的な操作方法を理解することができます
まとめ
以上が、C#の配列についての基本的な使い方と応用方法の一部です
配列はデータのまとまりを効率的に扱うための重要なデータ構造であり、プログラミングにおいて頻繁に使用されます
ぜひ、これらの概念とサンプルコードを参考にしながら、配列の基本を学んでみてください
では、また!